パニック障害と戦った芸能人とパニック障害について簡単にまとめました。過呼吸症候群だったキンキキッズの堂本剛さん、大場久美子さんの告白、原因と治療法について、いろいろ掲載しています。
キンキキッズの堂本剛さんが2002年に発売したアルバム「ROSSO E AZZURRO」に「Panic Disorder」という曲があります。これはパニック障害と訳せるわけですが、このためにファンの方からは堂本剛さんはパニック障害なのか? という疑問が上がったようです。結論から言うと過呼吸症候群のようです。
堂本剛さんはかつて、過呼吸症候群(過換気症候群ともいう)で体調を崩していたという報道がありました(2003年の7月頃)。また、携帯サイトで自ら過換気症候群であることも告白しています。吐き気や眩暈で苦しんだりしたようですね。コンサートをしているときにも苦しくなることがあり、歌の途中で苦しくなることがあったらしいです。過呼吸症候群は、精神的な不安によって引き起こされるらしいですね。堂本剛さんのエッセイでは、自分は基本的にネガティブ思考だとも告白しています。そのような考え方が体調にも影を落としたのでしょう。
芸能人でもパニック障害になった方はけっこういらっしゃるようです。私がよく知っているのは漫才師の中川家の中川剛さん。お兄さんのほうですね。27,8歳の頃に、パニック障害にかかり、再起不能寸前まで行ったそうです。現在は元気な姿でテレビに出ていますが、弟の中川礼二さんの支えがあったようです。こんなことを言っては悪いのですが、たしかに中川剛さんはテレビに出ているときもそんなに楽しんでいるようには見えないです。人前で常に笑いをとっていかないといけない商売はテレビで見る以上にプレッシャーがきついのでしょうね。
このほかには田中美里さんがいます。田中美里さんは、パニック障害のため3か月ほど休んでいたことがあるそうです。また高木美保さんはパニック障害でありうつ病だったと番組で告白したことがあります。栃木県の那須で農業を営んでいる高木美保さんですが、それはこのような病状を治すためだったそうです。やはり芸能人は大変ですね。
最近(2008年4月)には大場久美子さんがパニック障害で鬱病であったと告白しています。40歳の頃パニック障害になり、7年間かけて治癒の一歩手前までいったのですが、他の病院でもらった薬の副作用でうつ病になってしまったそうです。大場久美子さんがこのことを告白したのは、同じ病気で悩んでいる他の人に絶対に諦めないで欲しいというメッセージを送りたかったからだそうです。大場久美子さんのブログのこちらのエントリーで大場久美子さんのそのようなメッセージを読むことができます。
パニック障害の原因は何なのか、未だ明確な答えはないようですが、心理的なものが原因ではなく、生物学的なものが原因だと考えられるようになってきています。過去にトラウマがあるからパニック障害になるというのではなく、脳内の神経細胞の働きに何か以上があるから発生するというわけです。もちろん、仕事や人間関係のストレスが引き金になることがあるのですが、それにしても、もともと生物学的な要因があると考えるのです。一説ではセロトニンの不足が原因となるらしいです。セロトニンは不安を抑える物質ですが、これが不足することにより、ちょっとしたことでも大きな不安を感じてしまうらしいのです。
パニック障害の治療は薬物療法が効果的とされているようです。しかし、個人によっていろいろあるので治療法については専門医にご相談下さい。精神療法としては認知療法や行動療法があります。大場久美子さんもブログで述べていますが、大切なのは世の中に出回っている断片的な情報ではないということです。そのような情報は、まず個々人の差異に注意を払ってませんし、特にテレビや週刊誌などの報道はインパクトを重視するあまり、過激な言葉を使ったり、物事を短絡的にとらえる傾向があります。自分一人で悩まずに専門医に相談することが一番の早道でしょう。